Isao Endo  遠藤 功

遠藤功が「現場力」を語るコラムをお届けします

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早稲田大学大学院教授、株式会社ローランド・ベルガー会長を務める遠藤功のプロフィールを紹介します

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連載コラム「現場通信」

Weekly現場通信 vol.423 岐阜散策

[2019-03-18]

 先週のこのコラムで紹介した通り、PEC協会に招かれた講演の仕事で岐阜市に行ってきました。これまでにも何度か訪れたことはありましたが、街を散策することもなくとんぼ帰り。今回は少しばかり時間をとって、散策を楽しんできました。
 岐阜は今や外国人旅行客に大人気。といっても、それは飛騨高山や合掌造りで有名な白川郷のことで、岐阜市は素通り状態。実際、散策をしていても外国人旅行客と会うことはほとんどありませんでした。
 市内観光の目玉は、なんといっても岐阜城。岐阜市のシンボルである標高329メートルの金華山の山頂にあります。斎藤道三や織田信長の居城として有名です。津本陽の『下天は夢か』を読んで以来、信長に惹かれている私としては、いつか訪ねてみたいと思っていたところです。
 お城にはロープウエイで行くことができます。ロープウエイを降り、山道を登ると、立派なお城が見えてきます。よくこんなところに造ったものだと感心します。
現在の城は昭和31年に復興されたもの。元のまま残っていれば、間違いなく国宝級です。
 もともとは鎌倉時代に二階堂行政が初めて砦を築き、戦国時代に斎藤道三が入城。難攻不落の城として知られました。
 その後、この城をなんとしてでも手に入れたいと考えた信長がこの城を納め、天下統一の拠点にしました。

 天主閣からの景色は実に雄大。長良川や遠く連なる伊吹の山並みが一望できます。およそ450年前、信長はこの景色を眺めながら、天下統一の野望に思いをはせていたのです。
 岐阜駅からお城まで乗ったタクシーのドライバーさんに、「お城の後、どこか短い時間で寄れるところありますか?」と尋ねると、「それなら川原町がいい」と教えてくれました。
 ロープウエイで金華山の麓に下り、長良川方面に向かうと、風情ある古い街並みが残る一画があります。そのエリアが川原町です。
道三、信長の頃から、このあたりは商業の拠点として栄えていました。江戸時代に入ると、紙問屋や材木問屋などが軒を連ね、たいそう賑わったそうです。今でも当時の商家をしのばせる格子戸づくりが残っています。
 古い家屋を活かしたレストランやカフェなどもあり、なかなかお洒落なエリア。金沢などの小京都にありそうなスポットです。

 でも、土曜の割には歩いている人が少ない。多くの建物は現在でも住居として利用されているので、観光スポットとしてはまだまだ発展途上のようです。変に観光地化されるのも嫌ですが、せっかく良いものがあるのであれば町おこしに使わない手はありません。
 わずか3時間でしたが、思いのほか充実した時間を過ごすことができました。

[今週の出会い]

 川原町でひと休みしようと思っていたら、お土産で「登り鮎」を買い求めた玉井屋本舗でお抹茶が飲めるとのこと。さっそくお願いしました。
手入れの行き届いた庭を眺めながら、わらび餅にお抹茶で一息つきました。とても贅沢な時間でした。

[今週のシナ]

 シナはトリミングしてもらい、さっぱりしてきました。首には水玉模様のような白いネッカチーフが巻かれています。ちょっとおめかししたシナです。