Isao Endo  遠藤 功

遠藤功が「現場力」を語るコラムをお届けします

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早稲田大学大学院教授、株式会社ローランド・ベルガー会長を務める遠藤功のプロフィールを紹介します

講演活動についての概要を紹介します

『現場力を鍛える』『見える化』など、遠藤功の書籍を紹介します

各種メディア、各種媒体での掲載とその概要を紹介します

一流のビジネスパーソンを目指す人のための総合型ビジネススクール「カラーズ・ビジネス・カレッジ」を紹介します

「現場学」を研究し、強い現場づくりを目指す遠藤研究室を紹介します

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連載コラム「現場通信」

Weekly現場通信 vol.87 多忙な日々 & 新著

[2011-11-07]

 10月以降、土日も休めない多忙な日々が続いています。講演やらコンサルティングの仕事やらで出張も多く、移動時間も半端ではありません。その移動時間中に、本のゲラチェックや依頼された原稿を書くという日々が続いています。
 数えてみると、10月の講演件数は9件。11月は13件もあります。11月の講演場所は栃木、福岡、名古屋、盛岡、北九州、大阪と、ほとんど「旅芸人」のようです。
 もちろん、講演以外に本職であるビジネススクールでの授業、ゼミ、CBCでの講義などがあります。来年3月卒業を目指す8名のゼミ生の修士論文執筆も、1月初めの提出に向けて、佳境に入ってきています。
 これ以外に、先週のこのコラムでご紹介した北京での講義や早稲田ビジネススクールが主催する幹部社員向けのエグゼクティブ研修も担当しています。社外取締役を務めている良品計画の取締役会への出席、毎月のNHKラジオ「あさいちばん」の収録なども欠かせません。
さらには、ビジネススクールでの教員採用の面接を日曜に行ったり、時間がとれない私に合わせて、コンサルティングを行っているクライアントとのミーティングも日曜に行ったりしているので、結局土日もない状況になってしまっています。
 さすがに肉体的にはしんどいと感じる時もありますが、それでもなんとか元気にやれているのには、いくつか理由があります。ひとつは多様な仕事を通じて「自己表現」する楽しみを感じているからです。授業や講演、執筆という仕事、つまり「書く」「話す」「教える」は、私にとって「自己表現」であり、「発信」です。
けっして「やらされている」わけではなく、自分で望んでやっているのです。私の拙い話や文章を聞いたり、読んだりしていただける方がいるということは、とても大きな励みになり、私にエネルギーを与えてくれています。
 もうひとつの理由は、「自己表現」や「発信」することによって、逆に多くのことを「学習」しているからです。北京での講義でも、私自身がたくさんのことを学びました。「現場千本ノック」の取材で色々な現場を訪問する時は、本当にワクワクします。「学習」する楽しみ、喜びは、この歳になってより大きくなっています。そして、「学習」が次の「発信」へとつながっていきます。
 誰でも1年365日、1日24時間は同じです。その限られた時間の中で、どれだけ「自己表現」&「発信」ができるかは、ひとり一人の人生の豊かさを測る大きなバロメーターだと私は思っています。誰もが「自己表現」するために生まれてきたのです。
 そして、質の高い「自己表現」&「発信」を続けるためには、地道な「学習」は欠かせません。予定が詰まっている12月までは全速力で走り抜け、1~2月には少しのんびりしたいと思っています。

 先週のこのコラムでもご紹介しましたが、私の新たな「発信」のひとつとして、日経プレミアム新書から『「IT断食」のすすめ』が今週出版されます。この本はドリーム・アーツ社長である山本孝昭さんとのコラボで生まれたものです。
 ITのエキスパートである山本社長だからこそ、ITの「怖さ」もよくご存知です。「健全で、上質なアナログ時間」を創り出すためにこそ、ITは賢く使われるべきです。この本は「IT中毒」に罹っている会社や現場への二人からの警鐘です。是非お読みください。

[今週の出会い]

 3週連続で土日がつぶれ、まったく休みがとれなかったので、11月3日の文化の日に、今シーズン初めてラグビー観戦に秩父宮ラグビー場に行ってきました。スタンドから眺めることができる外苑前の銀杏並木は、例年に比べ色づきが遅れています。それでも、この風景を見ると、「あ~、今年もラグビーシーズンが来たんだな」と暮れゆく年を思いつつ、いつも感慨にふけります。私にとっては、最も「贅沢な時間」のひとつです。
 人気の早慶明が出るとあって、メインスタンド・バックスタンドはともにぎっしり。最近はハーフタイムなどに各校のチアリーダーによるパフォーマンスもあるので、華やかさも加わりました。
 肝心の試合は、贔屓にしている慶應、早稲田はともに敗戦。でも、学生ラガーたちの熱い試合を観戦し、大いにリフレッシュしました。

[今週のシナ]

 横断歩道で信号待ち中のシナです。横断歩道を渡ったところに、シナの大好きな花屋さんがあります。お店の店員さんにいつもたっぷり可愛がってもらいます。だから、横断歩道待ちの時も真剣です。
 シナは大好きな人には歯をムキムキして、“笑顔”で擦り寄っていきます。近所では「笑う犬」として有名なシナ。花屋の店員さんには、「本気でテレビに売り込みましょうよ!」といつも言われます。シナのテレビデビューも近いかも?