Isao Endo  遠藤 功

遠藤功が「現場力」を語るコラムをお届けします

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早稲田大学大学院教授、株式会社ローランド・ベルガー会長を務める遠藤功のプロフィールを紹介します

講演活動についての概要を紹介します

『現場力を鍛える』『見える化』など、遠藤功の書籍を紹介します

各種メディア、各種媒体での掲載とその概要を紹介します

一流のビジネスパーソンを目指す人のための総合型ビジネススクール「カラーズ・ビジネス・カレッジ」を紹介します

「現場学」を研究し、強い現場づくりを目指す遠藤研究室を紹介します

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連載コラム「現場通信」

Weekly現場通信 vol.278 決定的な仕事

[2015-11-24]

 10月、11月と多忙な日々が続いています。あと3週間は目一杯の予定が立て混んでいるので、頑張るしかありません。
 先週月曜は取締役会の事前説明会の後、都内で講演が2件。翌火曜は朝9時から早稲田大学ビジネススクールで授業。午後は監査役会に出席した後、夜はローランド・ベルガーの新卒採用説明会に出席しました。
 多数の応募の中から選ばれた大学生120名が参加してくれました。若手コンサルタントたちによるパネルディスカッションにパネリストのひとりとして参加した後、最後に締めの挨拶をさせてもらいました。
 私が強調したのは、ローランド・ベルガーは「プロフェッショナル・ファーム」だということです。一人ひとりがプロフェッショナルの意識・マインドを持ち、市場価値のあるプロの技を磨くことがなにより大事なことなのです。その一点こそが、一般の事業会社との根本的な違いです。
 当然、その道のりは簡単なことではありません。クライアントに「プロ」と認められるためには、普通の人と同じことをしていたのではけっしてなることはできません。

 私は本当の「プロ」とは、「決定的な仕事」ができる人だと思っています。人並みの仕事、ちょっとよい仕事というレベルではなく、勝負を分かつ「決定的な仕事」ができることが「プロの証」です。
 私が大好きなラグビーにたとえると、ワールドカップで日本代表が南アフリカ戦に勝った時のカーン・ヘスケス選手のような働きです。ヘスケス選手が投入されたのは、終了間際。日本が攻め込んで、逆転トライを狙いに行った時に投入されました。そして、ものの見事にトライを決めました。
 もちろん、この逆転トライはヘスケス選手だけによってもたらされたものではありません。One for all, All for oneを謳うラグビーにおいて、個人への称賛は美徳とは言えません。
 でも、ラストパスを受けたのがヘスケス選手でなければ、あのトライは生まれていなかったかもしれません。わずか数分のプレイで、「決定的な仕事」をする。それこそが私が目指す「プロフェッショナル」です。
 経営コンサルタントの仕事においても、社外役員としての仕事においても、講演や研修においても、私は人にインパクトを与えうる「決定的な仕事」をしたいと願い、努力をしてきました。そうしたことを目指したい若者たちに是非ローランド・ベルガーの門を叩いてもらいたいと願っています。
 水曜は午前中取締役会に出席後、雑誌『経済界』の取材、その後都内で講演を1件。木曜は社外取締役を務める日新製鋼の「JK全国発表大会」に出席。JKとは「自主改善」のこと。製造現場で取り組んだ改善の中で、特に優秀なもの計12件が選ばれ、本社で社長・役員を前に発表するという栄誉を得ました。どの取り組みも地に足の着いた素晴らしい内容でした。
 金曜は午前中沖電気のフェアで講演をさせていただき、午後はドリーム・アーツの取締役会に出席しました。
 そして、土曜は静岡県磐田市のヤマハ発動機で役員研究会に出席。会社の将来の方向性について、熱心な議論が繰り広げられました。慌ただしい1週間でしたが、学びの多い1週間でもありました。

[今週の出会い]

 講演をさせていただいた沖電気のフェアの会場は、恵比寿のウェスティンホテル。ロビーには大きく華やかなクリスマスツリーが飾られていました。一気にクリスマス気分が高まってきました!

[今週のシナ]

 シナはトリミングに行き、さっぱりしてきました。今回からは髪飾りなしに。トレードマークの髪飾りがなくなって、ちょっと寂しい気もします・・・。