Isao Endo  遠藤 功

遠藤功が「現場力」を語るコラムをお届けします

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早稲田大学大学院教授、株式会社ローランド・ベルガー会長を務める遠藤功のプロフィールを紹介します

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『現場力を鍛える』『見える化』など、遠藤功の書籍を紹介します

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連載コラム「現場通信」

Weekly現場通信 vol.300 300回

[2016-05-13]

 このコラムが300回目の節目を迎えました。「現場通信」というコラムを始めたのが、2007年8月1日。第1回目は「『教える』ということ」というタイトルでした。
 しかし、忙しさにかまけて、なかなか更新できない期間が長く続きました。これでは意味がないと思い、気持ちを入れ替え、2010年1月から「Weekly現場通信」として毎週1回月曜に更新することにしました。
それから約6年半。なんとか300回の節目となりました。Weeklyへと模様替えした最初のタイトルは、「NHKラジオ」。2010年お正月に放送されたNHKラジオの「日本のカルテ」という特集番組に出演した時のことを綴っています。自宅の本棚にこの時の放送を録画したテープが残っていました。
この番組でNHKの山下信アナウンサー、日本レストランエンタプライズのカリスマアテンダント・齊藤泉さんと出会いました。とても楽しい収録で、番組もとても好評だったと後日山下さんから伺いました。
 あれからもう6年以上の時が流れているのかと思うと、感慨深いものがあります。私の記憶の中では「ほんのちょっと前」のことのように残っているのですが、実際には6年半も前の出来事なのです。
 この6年半、私は何をしてきたのだろうかと自分自身に問うても、明確な答えは返ってきません。それなりの目的意識を持ち、その時その時を一生懸命生きてきたはずなのですが、「それではお前は何をしたのか?」と問われると、答えに窮する自分がいます。
でも、「おそらく人生なんてそんなものだよ」と達観している自分がいることにも気付いています。かっこつけて言えば、「常に前を向いていたから、振り返る暇なんてなかった」と言えなくもありません。前を向いている時は、時の流れが本当に速く感じられるものです。
 20代の頃には「人の一生はそれなりに長い」と勝手に思い込んでいました。自分がやりたいことをやれるだけの十分な時間が与えられていると思っていました。しかし、今振り返ると「人生は一瞬」というのが正直な感想であり、現実です。
人が生きる過程では、悩むことも、躊躇することも、うろたえることもあります。それも人生の大事な一部です。
でも、過度に悩んだり、過度に躊躇したり、過度にうろたえるほど人生は長くありません。たとえ半歩でも前に出なくては、無為に時が流れるだけです。 
私たちは「砂時計」の人生を送っています。上から下へと落ちていく砂がなくなったら、それでおしまいです。落ちていく「一粒の砂」にどのような意味をもたせるのか。それを考えながら、これからもやっていこうと思っています。
 実は、300回の節目を機に、このコラムをやめようかとも思っていました。このコラムにはカウンター機能を付けていないので、どれほどの人が読んでくれているのか皆目分かりません。そもそも、私はどれほどの人がこのコラムを読んでいるのかにはあまり関心がありません。
 でも、たまに「コラム読んでます」とか「シナちゃん元気ですか?」と声を掛けられます。続ける理由もないのですが、やめる理由もないのであれば、もう少し続けてみようと思っています。しばらくまたお付き合いいただければ幸いです。

[今週の出会い]

 自宅近くに美味しい珈琲屋さんができて、最近よく通っています。ゴールデンウィークは、ここで新しい本の構想を練っていました。ゆったりした時間が流れ、何かをじっくり考えるには最高です。
 もちろん、珈琲はネルドリップで入れる本格派。苦味の強い味が気に入っています。ランチ時にはにんじんサラダのついた黒胡麻ハチミツトーストがお薦め。自宅近くに美味しい珈琲屋さんがあると、豊かな心もちになります。
 次の本はどんな内容かって?結構刺激的な内容の本を考えていますが、まだ秘密です!

[今週のシナ]

 カメラ目線のシナです。少し蒸し暑くなってきたので、週末のシナの散歩は、夕方5時過ぎに行くようになりました。腰痛がまだ心配なので、用心しながらゆっくり散歩を楽しんでいます。