Isao Endo  遠藤 功

遠藤功が「現場力」を語るコラムをお届けします

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早稲田大学大学院教授、株式会社ローランド・ベルガー会長を務める遠藤功のプロフィールを紹介します

講演活動についての概要を紹介します

『現場力を鍛える』『見える化』など、遠藤功の書籍を紹介します

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連載コラム「現場通信」

Weekly現場通信 vol.391 「うん」と「えん」

[2018-06-11]

 先月のことですが、ローランド・ベルガー東京オフィスのメンバーたちと焼肉の会食をしました。集まったのは、西牧修平さん、小山侑子さん、汐見優子さん、上島弘道さん、蒲原麻央さん、そして私の6人です。
 キャリアや仕事はまったくバラバラ。上島さんは東京オフィス立ち上げ当初から奮闘してくれている経理のマネージャー、汐見さんは2ヶ月前に入社したばかりの新卒コンサルタント。
 なんでこんなメンバーが集まって一緒に焼肉をほうばっているかって?
 実は、このメンバーは昨年12月の会社のクリスマスパーティで同じテーブルだったのです。パーティのテーブル対抗クイズ大会に敗れ、賞品をゲットできなかったので、「それならこのメンバーで焼肉でも食べにいこう!」と企画されたのが、この会食。小山さんが忙しい合間を縫って動いてくれて、この場がセットされました。
 同じ会社とはいえ、普段は仕事上の付き合いだけに終始したり、まったく接触がないまま、時間だけが過ぎていきます。もっともっと交流する機会があれば、お互いに色々な刺激を受けることができるのに、もったいないなと私は感じています。
 「人生とはうん(運)とえん(縁)でできている」と私は思っています。
 どんなに潜在能力が高くても、どんなに努力を重ねても、「うん」と「えん」に恵まれなければ、成功は覚つきません。
 もちろん努力することは大切なことです。でも、自分の人生を振り返ってみても、自分の力や努力を超越した「何か」に助けられてここまでこれたというのが実感です。
その「何か」こそが、「うん」と「えん」なのだと私は思っています。
 クリパのテーブルが一緒になったのは、単なる偶然、つまり「うん」かもしれません。でも、それがきっかけとなり、みんなで集まってもう一度食事をするというのは、「えん」です。「えん」は人の意志であり、必然です。
自分には運がない、自分は縁に恵まれないと嘆く人のほとんどは、「うん」を大事にせず、「えん」にしようと積極的に働きかけていません。
 自分の目の前を様々な「うん」が通り過ぎているにもかかわらず、それを大切にせず、自分好みの「うん」や「えん」が降ってくるのをただただ待っています。残念ながら、人生はそれを許容するほど長くはありません。
サン・テグジュペリはこう言っています。

 「真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ」

 「人間関係の贅沢」を手に入れようと欲するのであれば、「うん」と「えん」を大切にすることがなにより大事なのだと私は信じています。
 みんなで食べた焼肉、本当に美味しかったです!

[今週の出会い]

 川崎での講演を終え、次は御茶ノ水で講演。少しばかり時間があったので、東京駅大丸にあるイノダコーヒでしばし休息。暑い日だったので、涼しげなコーヒーフロートが実に美味でした。
言うまでもなく、イノダは京都の老舗珈琲店。その出店が東京駅にできて、重宝しています。今度は好物のハンバーグサンドを食べにこようと思っています。

[今週のシナ]

 トリミング前でぼうぼうのシナです。外見的にはぼうぼうですが、フカフカで触っていると気持ちいい!毛が伸びて、眼にかかるので、それをどけてあげようとすると、指を噛もうとします。うっとうしくないのかしら・・・。