Isao Endo  遠藤 功

遠藤功が「現場力」を語るコラムをお届けします

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早稲田大学大学院教授、株式会社ローランド・ベルガー会長を務める遠藤功のプロフィールを紹介します

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『現場力を鍛える』『見える化』など、遠藤功の書籍を紹介します

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連載コラム「現場通信」

Weekly現場通信 vol.403 ファイティング・ポーズ

[2018-10-01]

 先日、ローランド・ベルガーの若手コンサルタントの結婚披露宴に招かれ、出席してきました。笑いあり、涙ありのとても良い式でした。
 写真は一緒に出席したパートナー陣(社長の長島さん、シニアパートナーの米田さん、パートナーの渡部さん)との記念写真です。
 趣向を凝らした余興がいくつもあり、座を盛り上げましたが、なかでも新郎の友人が披露してくれたオリジナルソングは秀逸でした。新郎の若かりし頃のエピソードがもとになっています。
 大学受験を控えた高校3年生の頃、予備校が終わり、夜道を歩いていると、二人組のチンピラにからまれたそうです。
 友人は「やばい、どうしよう・・・」とうろたえました。怪我をしたり、事件沙汰にでもなったら一大事です。うろたえるのが普通でしょう。
 しかし、隣の新郎を見てびっくり!なんと彼はチンピラ相手にファイティング・ポーズをとっていたというのです。
 友人は感動しました。こんな状況でチンピラ相手にフィティング・ポーズをとるなんて普通ではできません。
「こいつはすごい!」と思って、新郎の足を見ると、膝ががくがく震えていたというのが落ちでした。新郎の人となりを伝える珠玉のオリジナルソングで、会場は大爆笑でした。
 この歌を聴き、気持ちがほのぼのとするとともに、「ファイティング・ポーズって本当に大事だよな」とあらためて思いました。
 ファイティング・ポーズとは、「戦おうとする意思・姿勢」のこと。ビジネスで成功するためにも、絶対に欠かせないものです。
 これまで数多くの会社と色々な形で接してきましたが、ファイティング・ポーズをとっている会社ばかりではありませんでした。
 これからの戦略や組織の在り方などを議論していても、「そもそも戦う意思があるのですか?」と疑ってしまうこともよくありました。
 ファイティング・ポーズをとろうとしていないボクサーに、セコンドからいくらアドバイスをしても、虚しいだけです。
 それは会社だけでなく、個人としても言えることです。自分のキャリアを振り返ってみても、人生の折々でファイティング・ポーズをとってきたのだと気付かされます。
チンピラ相手やボクシングの場合は、明確な敵がいます。でも、自分の人生において、誰に対してファイティング・ポーズをとるのか?
 それは間違いなく自分自身です。自分こそが最大の敵。自分という敵に勝利するためには、まずファイティング・ポーズをとらなければなりません。
そういえば、最近ファイティング・ポースをとっていないような気がしています。大いに反省する1日でした。

10月前半は企業研修や地方での講演などの予定が立て混んでおり、このコラムをお休みさせていただきます。次回は10月15日(月)の予定です。お楽しみに!

[今週の出会い]

 最近、日本酒を好んで飲むようになりました。以前も飲んでいたのですが、美味しい日本酒が増えて、飲み比べするなど楽しみが増した気がします。
 そんな中いただいたのが、福井の銘酒・黒龍の大吟醸龍。ワインの熟成を応用した上品な果実香が特徴とあります。秋の夜長に楽しみたいと思います。

[今週のシナ]

 カメラ目線のシナです。涼しくなったので、絶好の散歩のシーズンですが、たまに持病の腰痛が出るようです。若く見えますが、シナも老犬なので、あまり無理せず、ゆっくり散歩を楽しもうと思っています。