Isao Endo  遠藤 功

遠藤功が「現場力」を語るコラムをお届けします

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連載コラム「現場通信」

Weekly現場通信 vol.410 ねぶたミュージアム

[2018-11-26]

 青森に出張で行った際、講演の時間まで2時間ほど時間がありました。そこで、JR青森駅の近くにあるねぶたミュージアムを訪ねることにしました。
 ここはワ・ラッセという施設の中にあり、青森ねぶた祭に実際に出陣した大型ねぶたがいくつも展示してあります。
 青森駅周辺にはここ以外にも、昔懐かしい青函連絡船だった八甲田丸が見学できたり、地元のお土産ものが買えるお洒落な施設があったりと充実しています。
 ねぶたミュージアムには以前にも立ち寄ったことがあるのですが、本当に時間がなく、駆け足で通り過ぎるだけでした。その時は、高校3年の夏休みに乗船し、思い入れのある八甲田丸の見学に時間がとられ、ねぶたミュージアムは後回しになってしまいました。
 今回は少しばかり時間に余裕があったので、ねぶたをじっくり見たり、ねぶた祭の様子をビデオで見たりすることができました。
 ねぶた祭の起源には色々な説があるようですが、七夕まつりの灯篭流しと農作業の敵となる睡魔を追い払う「眠り流し」という風習が一体になったという説が一般的だそうです。ねぶたという言葉は「眠り」から転じたものだということです。

 ねぶた祭は知っていても、その起源や語源というのはなかなか調べないものです。出張の際に、こうした豆知識に触れるのも楽しいものです。
 青森県には各地にねぶた祭があります。青森、弘前、五所川原が三大ねぶたとして有名ですが、以前『五能線物語』の取材で深浦という小さな町に行った時、そこでもねぶた祭が行われていると知り、驚きました。
 もちろん祭の規模は小さいものですが、それぞれの町や村で独自のねぶた祭があることを知り、とても新鮮な発見でした。
 『五能線物語』でも紹介した五所川原の「立佞武多」(たちねぶた)は高さ25mの壮大なもの。青森のねぶたは高さこそそこまでありませんが、幅と奥行きがあり、まさに芸術作品!そのデザイン、構造、色彩は実に見事です。
 ちょうど「おまつり体験」というミニイベントが開かれていました。これはねぶた囃子の生演奏が聴けるもので、太鼓の迫力に圧倒されました。「本番ではさぞかしすごいんだろうなあ」と思わせるミニライブでした。
 太鼓を叩かせてくれるというので志願しようと思いましたが、社員旅行風のおじさんたちの一群が占拠。
最初は「オレはいいよ」などと言っておきながら、太鼓の前に立つと真剣に叩き始めました。太鼓の音色は人を覚醒させるのかもしれません。

 祭の開催期間中は、200万人を超える人出でにぎわうそうです。残念ながら、私は3大ねぶたのどれもまだ実際に見たことはありません。いつかはこの目でみたいなあと思いながら、ミュージアムを後にしました。

[今週の出会い]

 青森ネタをもうひとつ。青森駅のホームを見ると、お洒落なデザインの車両が!。「もしかして」と思って近づくと、五能線を走るリゾートしらかみの新型「橅」でした。
 新型「橅」にはまだ乗ったことがありません。来年こそこの真新しい車両でゆっくりと五能線を再訪したいと思っています。

[今週のシナ]

 カメラ目線のシナです。どうもおやつを要求しているようです。爽やかな秋晴れの下の散歩は本当に気持ちがいい!いつまでもこんな散歩ができるといいねとシナに語りかけています。